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アニメ×ゲームジャム UE -Unlimited Energy- in 京都【開催レポート】

若手クリエイター等のスキルアップやネットワークづくり、キャリア形成等を目的に、ゲームエンジン等デジタル技術でアニメを制作するハッカソン「アニメ×ゲームジャム UE(Unlimited Energy)in 京都」を今年も開催しました。

本イベントの様子をご報告いたします。


1. 特別オンラインセミナー&参加ガイダンス

つむぎ秋田アニメLab「脚本家xUnreal Engineで驚く!アニメの作り方」

セミナー写真①
セミナー写真②

7月17日、キックオフとなる特別オンラインセミナー&参加ガイダンスが開催されました。

前半のセミナーパートでは、つむぎ秋田アニメLabの戸塚直樹氏をお招きし、TVアニメ『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』の実例を交えながら、Unreal Engineを駆使した革新的なアニメ制作フローについて解説いただきました。 2D作画の魅力と3D背景の利点を最大限に活かす演出技術など、実践的なノウハウが語られました。

後半のガイダンスパートでは、本番の制作テーマが発表されたほか、ソニーの「mocopi」をはじめとする制作支援ツールの紹介も行われました。技術とアイデアをどう融合させるかという本イベントの醍醐味が凝縮された時間となり、参加者の創作意欲を大いに高めるセミナーとなりました。

※アーカイブ動画をご覧いただけます


2. アニメ×ゲームジャム 実施

本番写真①
本番写真②

7月26日・27日、いよいよハッカソン本番。京都の会場にて、ゲームエンジンを活用したアニメ制作がスタートしました。

本イベントの醍醐味は、当日初めて会う方々がチームを組み、企画から納品までを短期間で駆け抜ける点にあります。現場では、協賛企業のコトブキヤ様の3Dアバターやハンドモデル、ソニー様の「mocopi」といったツールがフル活用され、制作を強力に後押ししました。

また、豪華メンター陣による技術サポートに加え、プロの声優によるアフレコ収録も実施。2日間の締めくくりとなる中間発表と講評を経て、各チームは「いかに作品を完成させるか」という課題を共有し、続く1週間のブラッシュアップ期間へと突入しました。


3. 作品発表及び講評会(オンライン)

講評会写真①
講評会写真②

8月18日、本ハッカソンの集大成となる「作品発表及び講評会」がオンライン配信にて開催されました。 約1週間のブラッシュアップ期間を経て、参加した全5チームが見事に作品を完成させ、その成果がお披露目される場となりました。

出来上がった作品は、共通テーマである「RUN」を各チーム独自の視点で解釈したものばかりでした。
Unreal Engineの強みを活かしたド派手なエフェクトから、手描きの2D作画と3D背景を違和感なく融合させた映像、「mocopi」のモーションキャプチャーを用いたアクションに挑戦した作品など、ツールを使いこなし表現の幅を広げた力作が揃いました。

審査員として登壇した業界の第一線で活躍するクリエイター陣からは、短期間でここまでのクオリティに到達したことへの驚きの声が上がりました。講評では、演出意図の深掘りや技術的な改善点など、プロの視点からの鋭くも温かいアドバイスが送られ、単なる審査を超えた学びの場となりました。

厳正な審査の結果、グランプリ、準グランプリ、そして優れたチームワークを評価するANiC賞(特別賞)がそれぞれ決定しました。次世代を担うクリエイターたちの高い熱量と、デジタルツールを活用した新しいアニメ制作の可能性を強く感じさせるイベントとして、盛況のうちに幕を閉じました。

※アーカイブ動画をご覧いただけます


4. 授賞式&トークイベント

授賞式写真①
授賞式写真②

9月20日、ハッカソンの集大成となる「アニメゲームジャム in 京都 2025」授賞式およびトークイベントが華やかに開催されました。

授賞式では、短期間で作品を完成させたクリエイターたちの成果が披露されました。ゲームエンジンを活用した個性豊かな作品からは、次世代への可能性を感じさせる場となりました。

続くトークセッションでは、第一線で活躍する監督とプロデューサーが登壇。二人の意外な接点や制作秘話に始まり、「原作の魅力をどう映像化するか」「業界の未来はどう変化するか」といったテーマでトークが交わされました。監督とプロデューサー、それぞれの視点から語られる言葉は、これからを担う若者たちへのエールとなりました。

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